1.回想法活動のご紹介(令和6年度)
★地域サロン での回想法
懐かしい写真や昭和スターのブロマイドを使った回想法を行いました。懐かしい写真を見て 、話をまとめるのが大変なくらい話が盛り上がることもありました。昭和スターのブロマイドを使った回想法では、名前があがるとみんな一斉に歌い 出し 、大合唱になりました。

★認知症予防教室での回想法

認知症予防教室での回想法は、参加者の方が昔のことを思い出すきっかけになるよう、テーマに沿った絵や文字を書いたスケッチブックを真ん中に置き、進行しました。昔の思い出を引き出す為の材料として、とても役にたっていると実感しました。
2.活動が役に立っていること
- 参加者の皆さんの笑顔で、自分も力が出る。
- 自分の知らないことを参加者の方が教えてくれたりする。次の機会に、そのことを他の方々に伝えることができる。
- 普段の生活の中での出来事を、回想法につなげて考えるようになった。
- 友人たちと会った時、昔のことを思い出し、懐かしい会話ができる。
- 自分自身、過去のことを思い出し、楽しむことができる。
- 人と接することで、元気をいただいている。
- 人との交流が楽しく思えるようになった。
- 自分自身の脳トレになっている。

3.工夫していること
- 参加されている皆さんの反応を見ながら、楽しくなるように進めている。
- テーマを決める時に、できるだけ楽しい話ができるテーマを選んでいる。
- 安心して話していただけるように、うなづき、相槌を打ち 、言葉を遮らないように気をつけている。
- 季節に合った行事、遊び等、スケッチブックに絵を描いて思い出すきっかけになるようにしている。

4.課題になっていること
- 参加者が 8 人前後のことが多いので普段はグループ分けしていないが時々 20 人近くになることがある。グループ分け で悩んだり 、リーダー 、 コリーダーの役割が曖昧になってしまう。
- 頭では「こうしたらどうだろう」と色々考えるけど、いざその場に行くと思っていることとは違う方向に進んでしまうことがあり、話しを戻すのが大変。
- 「回想法」の名前を出した時に、すっと話が出ないので、もう少し親しみのある表現を試行している。
- まだまだ回想法が知られていない。
- 自分自身の消極性を乗り越えたい。

5.今後の取り組み
- 資料の中身が古いので、参加者の年代にあった新しい資料を揃えたい。
- 最初に学んだ基本に戻って進めていきたい。改めてリーダー、コリーダーの役割を認識する。
- 参加者が増えるよう、内容を考え工夫したい。
- 実施場所の整備が必要。古い時代を思い出すことができるような物を展示する。
6.その他
来年度から【おしゃべり処 座話座和(ざわざわ)】の名称で回想法サロンを実施する予定です。
名称を変更することで参加者の増加に つなげたいと考えています

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