前津福祉会館(まえづふくしかいかん)

6maezu_1s
6maezu_2s
previous arrow
next arrow

昨年度の課題への取り組み

他区の実践を参考に様々な手法に取り組むことを課題とした。皆で手作りをしながらの会話や、外出して太陽や風を感じながらの昔話など、それぞれの五感を刺激して昔のことを思い出しやすくした。たくさんの笑顔が溢れ、昔話に花が咲いた。

1.回想法活動のご紹介(令和5年度)

回想法サロン

懐かしい音楽に合わせて準備体操。
回想法:名古屋今昔写真集や昭和20~30年代の名古屋タイムズ新聞資料を見ながら、子供の頃のアニメやタレントの話をした。

なかよしサロン(カップケーキ作り)

作る工程を分け、分担してカップケーキ作り。
回想法:子供の頃のおやつや甘い物、自分で手作りして喜ばれた物の話等をした。
「楽しかった~」との声が聞かれた。

なかよしサロン(鶴舞公園歴史散策)

鶴舞公園の歴史散歩コースを散策。
回想法:16か所ある歴史建造物等を見て、「昔、ここに動物園があったのよ」とその頃のことを話された。「来て良かった」との声が聞かれた。

なかよしサロン(岩手県くるみ雑煮作り)

岩手県の郷土料理、くるみ雑煮作り。
回想法:生まれ育った地域の料理やお正月の話で「子供の頃は、餅つきも各家庭でやりましたね」と懐かしく話されていた。

回想法外部派遣

☆中文化センター:げんき教室(派遣リーダー3名)

☆としわ会:認知症カフェ(派遣リーダー3名)

2.活動が役に立っていること

  • 自分の話を聞いてもらうことで、寂しさが和らぎ話した満足感が得られる。
  • 昔の想い出を話し、コミュニケーションを取ることで精神的安定感がある。
  • リーダー・参加者の方と顔見知りが増え、地域でのつながりも深くなる。
  • リーダーが事前に打合せや練習を充分に行うことで、学習の機会や自信を得ることに繋がっている。

3.工夫していること

  • 話すきっかけを掴みやすいように、簡単な自己紹介から話すようにしている。
  • 昔を想い出しやすいように、名古屋今昔写真集や名古屋タイムズ新聞(昭和23・30・34・37年)、想い出かるた等を利用している。
  • 五感を刺激する回想法を心掛けている。
  • 大まかなテーマを決めて話しやすい雰囲気づくりをしている。
  • 最後に回想法の効果について説明する。

4.課題になっていること

  • 回想法という難しい名前が付いているので、自分にできるのか不安になる。
  • 回想法に取り組むリーダーが少ない。
  • 年代別にテーマ内容をすり合わせることが難しい。

5.今後の課題と取り組み

  • 今後も身体や手先を動かし、楽しみながら昔話ができるといい。
  • 暖かく穏やかな雰囲気の中で皆さんをお迎えし、「気楽にお話しましょう」くらいの気持ちで昔話ができるようにしたい。
  • リーダー活動の事前打ち合わせや練習の際、リーダー同士のコミュニケーションも深めていく。
令和3年度の活動報告令和4年度の活動報告令和5年度の活動報告

活動予定

  • 前津福祉会館の今年度の活動予定がありましたら掲載いたします。
  • 新着情報〜16区福祉会館の回想法活動予定はこちら

活動報告

  • 前津福祉会館の今年度の活動予定がありましたら掲載いたします。
  • 新着情報〜16区福祉会館の回想法活動報告はこちら

住所・連絡先

16区福祉会館・回想法活動

→16区福祉会館・回想法活動のページに戻る