1.回想法活動のご紹介(令和4年度)
① 『高齢者サロン』での回想法
昔の遊びや行事の思い出の他、懐かしの曲、懐かしのスターの話題で盛り上がりました。他に、新聞紙で「紙てっぽう」を作ったあとに行った回想法も、皆さん楽しそうなご様子でした。
② 『認知症予防教室』での回想法
懐かしい行事や歌、映画などについて語り合いました。パソコン回想法を使った映像からの回想も行いました。
12月に行った回想法では、クリスマスやお正月の過ごし方について回想しました。
2.活動が役に立っていること
- 参加者の皆さんの笑顔が見られると、自分自身に元気をもらえる気がする。皆さんも元気になっているご様子。
- 「回想法」としてだけでなく、他の活動の中にも〖回想〗を意識して取り入れるようになった。
- 活動を経て、皆さんから知り得た事を他の活動内容のヒントにさせていただいている。
- 新聞記事の〖回想〗という言葉に釘付けになったり、ラジオからの音声に耳をそば
- だてたり、日常の過ごし方に変化が出てきた。
- 参加者の生き様が、直接会話をする事で、よりわかりやすい。
3.工夫していること
- 前向きな笑顔で帰宅できるよう、楽しい時間を過ごせるようなテーマ選びをしている。
- 絶えず聴き手側に立ち、参加者と思い出等を共有できるように努める。
- 参加者の方になるべくリラックスをしていただく。
- 皆さんへの声掛け(できるだけ名前を覚える)
- 自分自身が、明るい声で笑顔で話す。
- 映画のポスターなどを使う。
4.課題になっていること
- 〖回想〗というテーマにもっと気楽に取り組んでいけるようにしたい。
- 輪になって会話をすると控え目になる方が出てくる。テーマを決め、順に伺うと皆さんが参加できる気がする。
- 初対面だとなかなか心を開いて下さらない方がみえる。
- 皆さんが参加して下さるような雰囲気作り。
- 参加者の年齢層に差がある時の対応。
- 傾聴力をもっと身に付けたい。
5.今後の取り組み
- 皆さんの発言を、より深く話し合えるようにしたい。
- 回想法と歌・遊びなど、動的な事と組み合わせた内容を考えていきたい。
- 機会があれば、経験の回数をもっと増やして、力量を付けていきたい。
- 一人でも多くの参加者にいつまでもお元気で参加していただく為には、進行の仕方はどうあるべきか…と考えながら取り組みたい。
- ビデオを観たり、ブロマイドを見たりしながら、会話のきっかけ作りをしたい。
6.その他
- 【回想法の約束事】はとても大事で、最初に伝えることにより意識できる!
- リーダーみんなで切磋琢磨し合って取り組むことができたら、【緑の回想法活動】がより活発化するのではないか。
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住所・連絡先
- 緑福祉会館
- 住所 緑区相原郷2-701
- 電話 052-624-3131
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