1.回想法活動のご紹介(令和6年度)
紙ふうせんの会〜懐かし話をみんなでしよう〜
今年度初めて単発講座として回想法を取り上げました。
回想法として一般募集すると何のことか分からない利用者さんが多くみえると思い「紙ふうせんの会」と名付けました。
〈参加者〉29名
〈お題〉年末年始の思い出
〈参加者さんの思い出〉
・年末年始はお父さんがお雑煮を作ってくれた。
・昔は近所何軒か集まり、餅つきをした。
・産まれた時にお父さんが戦地に行っていたので、帰ってきても知らないオジサンかと思っていたが、お正月に一緒にカルタ取りをした時に初めて父親なんだと認識した。
・年末に飼っていた犬を餌代が無いという事で父親が遠くまで捨てに行ってしまいとても悲しかったが、3日かけて戻ってきた時の感動はいまだに忘れられない。
・嫁はおせち料理を作って本家に持っていくのが当たり前の世の中でした。
・紅白が楽しみだったけど、忙しくて観る暇がなかった。

サロンひまわりにて回想法
館内サロンにて、昆布茶と懐かしいお菓子を囲んで回想法を行う。
〈参加者〉11名
〈お題〉お正月の思い出
〈参加者さんの思い出〉
・餅つきをした時に母親がとても綺麗に餡を包む姿が忘れられない。
・いつもお姉さんたちのお古ばかりだったが、お正月だけは新しいものを買ってもらえたのがうれしかった。
・本当は12月産まれなのになぜか1月産まれになっていた。
・雪国産まれなので、雪が積もっていないお正月があるとは信じられなかった。
・昔は獅子舞があった。
2.活動が役立っていること
- 共通の話題を持つ事で初めて会った人ともつながりを感じた。
- 介護の職場で入浴時などに利用者さんに話しかける時に回想法を勉強したことが役に立っている。
3.工夫していること
- 回想法の前に体操(嚥下体操)や回想法に沿った歌などを歌う。
- テーマを絞りすぎないようにする。
- 写真や道具を用いる。
4.課題となっていること
- 主な参加者が80代後半から90代前半なので、お題をふっても物がない時代だったので何も思い出はないと言われてしまう。
- 10人の人数で回想法をすると、他社が話をしている間に勝手に話の輪が広がってしまうことがあるので6,7人のグループのほうが良いかもしれない。



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活動予定
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