1.回想法活動のご紹介(令和4年度)
今年度初めて認知症予防教室にて、リーダー活動の一環として回想法に取り組みましたのでその時の様子をお伝え致します。
認知症予防リーダー2名にてリーダー、コリーダーとなって、昭和時代のプロマイド写真を見ながら皆さんでお話を進めていきました。
・写真を見ながら、この時代の歌も口ずさむ。
「いつでも夢を」「錆びたナイフ」歌詞が無くても皆さんのびやかな声で歌えます。きっと何度も耳にし、歌ってみえたのではないでしょうか? 新曲がどんどんと発売される現代ではなかなかない事だと感じます。
2.活動が役立っていること
参加者が話で盛り上がるとリーダー、コリーダーも自信を持って次へつなぐことができた。2人の連携によりプロマイドのヒントを出したり、どんな映画を見たのか皆さんの意見を聞く事により、回想法に対する自信も少しついてきた様子である。
3.課題となっていること
導き役2名いると、参加者の声を聞き逃すことなく話をすくうことができていた。直ぐに流れにのり発言力のある方、徐々に語り始める方、周りに聞こえる程度の声で発言する方、なかなか語ってくれない方、全てを把握し導き出すのが回想法の難しいところ。認知症予防教室においても積極的に取り入れていきたいが、毎回苦労しているとのこと。
4.今後の取り組み
今回の回想法を実践したリーダーの感想は、予想していたほど話を導き出せなかったと少し残念そうであった。その時代の音源や、動画を用いて再挑戦してみたいと考えている。
5.その他
笠寺福祉会館のフォローアップ講座にて、「地域包括ケア」について、又別の機会では名古屋市消費生活センターの相談員さんによる「悪徳商法に騙されないために」など勉強会を交えて行っています。館内サロンについては、コロナ禍で行っていなかったものが、ようやく令和5年1月より「サロンひまわり」として再開します。
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