16区福祉会館・回想法活動ページを更新しました。各福祉会館の令和6年度の活動報告をご覧ください。

守山福祉会館(もりやまふくしかいかん)2025

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1.回想法活動のご紹介(令和6年度)

守山福祉会館では、今年で2年目となる「回想法どんぐりくらぶ」と、今年度初めて依頼があった認知症予防教室「わくわく回想法」の2つの活動をした。

活動名回想法どんぐりくらぶ認知症予防教室~わくわく回想法~
参加者・月1回、参加者応募型(予約制)
・定員16名(毎月9~16名参加)
・参加者は毎回ほぼ決まっており、顔馴染みが多い
・回想法や会の進行に慣れている
・半年間、週1回開催の認知症予防教室
・定員36名(3つの教室、1教室12名)
・教室開催から2~3か月経過した関係性あり
・講義の内容の1コマ。回想法は未経験者がほとんど
開催回数・月1回・半年に1回
(前期・後期3グループ1回ずつ)
テーマ・毎月担当リーダーが決定(図1)参照・前期6月「梅雨」/後期12月「師走」
開催内容・タイムスケジュール(図2)参照・左同(図2)参照
リーダー数・4名(どんぐりメンバー)・3名(どんぐりメンバー)
参加者の
感想
・忘れていたことを思い出したよ
・昔の話が通じるからいい
・ここでは気兼ねなく話せてさわやかな気持ちになる
・また参加します
・教室が終わったらすぐ帰るので、お互いのことが少しわかり親近感が持てた
・回想法は知らなかったけど、体験してみて色々思い出されて良かった
・昔の嫌な思い出も今話すとスッキリすることもありますね
図1 日程表 
図2 タイムスケジュール

 2.活動が役に立っていること

①自分自身の回想法にもなり、自身の認知症予防につながっている。
②理解しようとする力、共感する力、傾聴する力が養われてきている。
③参加者の笑顔やありがとう、楽しかった等の言葉が自分自身のやりがいと元気につながっている。

 3.工夫していること

①リーダーの回想法の苦手意識を克服するため「回想法実践ハンドブック」
(図1)
を作成し、担当リーダーの実施時や新たなリーダーが仲間になった時に活用。
②事前打ち合わせで担当するリーダー同士の意識合わせを行う
③新しい参加者や常連参加者のために、毎回「回想法の効果」(図2)「3つの約束事」(図3)を説明する。
進め方は2部構成!
・1部は絵図や現物を使って回想へのきっかけ作り。
・2部はグループ回想法。
参加者が必ず話せるように参加者3〜4人に、リーダー1人の少人数制。昔懐かしい思い出話を全員と深堀りし、回想終了後には参加者に今の気持ちや感想を伺う。
⑤最後は音楽を流して心と身体をクールダウンして終了。
⑥会の終了後には、必ず「振り返りシート」を基に反省会を実施。
⑦昔の懐かしい古い道具を展示して会場内の雰囲気作りをする。

 4.課題になっていること

①今年度は3名の新たなリーダーが仲間となったが、依然として新規参加リーダーの成り手が不足している。
②昨年よりリーダーのコミュニケーション力はアップしたがまだまだスキル不足である。
③どんぐりくらぶの参加者が固定化し、新規参加者の増加が頭打ちである。
④関係機関による回想法のPRが少ない。回想法そのものや効果等を知られておらず関心度が低い

 5.今後の取り組み

①リーダー交流会での回想法の体験会やどんぐりくらぶへの参加等、回想法を身近に感じる機会を作り、新たな参加リーダーを募る。
②事前打ち合わせで「リーダーと参加者のコミュニケーションの取り方」等を行いスキルアップに取り組む。(相槌の打ち方、話を促す言葉かけ、話題を深堀りさせていく言葉かけ等)
③次年度から「楽しい昔のおしゃべり会どんぐりくらぶ」と呼称を変更し、認知症予防教室の回想法体験者や館の利用者で回想法未経験の方にも参加していただけるように内容を検討する。
④高齢者対象の事業所(保健センター、いきいき支援センター、高齢者はつらつ推進事業等)から回想法を依頼していただけるようPRし、回想法の認知度をアップさせる。

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