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名東福祉会館(めいとうふくしかいかん)2022

回想法活動が役に立っていること
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回想法活動のご紹介(令和3年度)

令和3年度の活動について

  • 派遣件数は24件、派遣人数41人、派遣先参加者数 121 名。
  • 活動内容は回想法 7件、コグニサイズ 9 件、その他 8 件。
  • 新規の認知症予防リーダー登録は11名。今年も沢山のリーダーが誕生。

名東福祉会館ではリーダー活動を行う際、最初にホームエクササイズを行い、ストレッチやお口の体操、唾液腺マッサージ等を行うことから始めています。そうすると、身体がほぐれ、次第に心もほぐれていき、雰囲気も和みます。

これは、先輩リーダーさんが活動する中で気づいてくださり、今も続いています。軽く身体を動かしてから、回想法やコグニサイズを行うと活動がスムーズに進みます。やはり心と身体は繋がっているように思われます。

私たちの活動

今年度は福祉会館内で行っている認知症予防リーダー主催のサロンがメインの活動となりました。それ以外にも地域のサロンやコミュニティセンターの活動もありましたが、コロナ禍の影響もあり、思うように活動はできませんでした。

メインで活動している福祉会館のサロンは毎週行っており、リーダー同士で担当グループを決めて行っています。閉館期間が長かったこともあり最初は参加者もまばらでしたが、徐々に増えていき今では常連の方もできています。

名東福祉会館 回想法の写真

活動が役に立っていること

参加者の方から「良かった!楽しかった!」と言われると、自分たちの励みになります。また回想法を行う際、お話が苦手な方がいらっしゃることもありますが、そんな時はこちらからちょっとだけ話の糸口をひっぱってあげると、「実は私もむかし・・・」と言ってポツリポツリと話し始めてくださり、その内容が、胸打つ初恋のお話だったりすることがあります。そんな時は自分たちも役に立ったと思えますし、参加してくださる方たちの表情がいきいきしてくると、自分たちの活動が地域の活性化につながっていると感じます。

工夫していること

参加者の方たちが飽きないようレパートリーを増やしたり、何か要望があった時は次回取り入れるよう努力しています。また、回想法を行う際は季節の話題やタイムリーな話題を取り入れるようにしています。(例えば正月など)季節や食べものなど身近なテーマを取り入れるように工夫をしています。

最近は参加される方たちの時代背景も変わり、戦争体験をしていない方も随分と増えてきました。体験された方、されてない方、色々いらっしゃるかと思いますが、それぞれの時代があっていい、それぞれの考えがあっていいということも大切にしていこうと思っています。また自分自身の健康管理もきちんと行い、笑顔で活動できるよう工夫と努力を重ねています。

名東福祉会館 皿回しの写真

課題になっていること

コロナ禍の影響もあり、福祉会館以外の活動場所や参加者の数が、以前と比べ減ってしまったことが課題となっています。また、各自レパートリーを増やす努力などしていても、内容がマンネリ化してしまう事も課題となっています。

名東福祉会館 回想法の写真

これから取り組んでいきたいこと

回想法は継続して行うことに意義があると思うので、これからも継続してリーダー活動に取り入れていきたいと考えています。また、レパートリーを増やすために、他のリーダーさんの活動も参考にして継続的に勉強していきたいと思っています。

また以前行っていた回想法の同好会も再開できればと考えております。そこで、まだ回想法などを知らない方たちへ広く知ってもらう架け橋になればと思います。

名東福祉会館 体操をしている写真
名東福祉会館 体操をしている写真
令和3年度の活動報告令和4年度の活動報告令和5年度の活動報告

住所・連絡先

16区福祉会館・回想法活動(令和3年度)

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