回想法活動のご紹介(令和3年度)
コロナ禍だからできる取り組みを!
福祉会館も閉館し、各サロン等も開催されず、活動がStopしてしまいました。自由に外出できない。行くところがない・・・。自宅で何をすればよい?と、いう声から、自宅でできる回想法にチャレンジしました。
【自宅で取り組める回想法】
✿ 思いをめぐる回想ノート(お試し企画)
〔内容〕
- 決まったメンバーで書いて回想をする。
- 郵便を利用し、福祉会館を介して順にまわす。
- 住所・氏名はあかさず、ペンネームで記載する。
- 届いてから1週間ほどで回す事を心がける。
〔どうしたらできる?さらなる改善点は?〕
- 文字にする事で、ゆっくり思い出す事が出来ると伝える。
- 少ない文字で良いからやってみよう!声をかける。
- 小さな発見や気づきなど書く事が出来れば楽しい。
- 人と話す機会が減った為、今の事も書ける面白いと思う。
〔感想〕
「ノートが届くのを心待ちにしていました。」
「文字にしてみるのも良かったです。」
「 顔・名前をだす事がなく、照れも身構えもなく、素になって50数年前にタイムスリップしました。」
「色々な環境で過ごされた様子を知ることができ、当時の世がますます懐かしく思い出されました。」
「生まれも育ちも違うが、通ずるものを感じ、そうそうと相づちしたり、にんまりしたり、心がほんわかした。」
体験したリーダーが良さを伝える!
- 館内利用者、希望する方に無理のない程度にお声掛けしてみても良いのではないか。
- 会館利用時にまわしていくのではどうか。
リーダーサロンでお声かけしたいです。
✿書いてめぐる思い出回想法
毎月1回5ヶ月間 自分の思い出を振り返り記載する。
- 写真やイラストなども送って頂けました。
- 手書きの文章が、より思いが伝わってきました。
- 家でゆっくり思い出し、書く事が出来ました。
- つぎつぎ思い浮かび、書ききれないぐらいでした。
✿おもいで塗り絵 展示会
対象者 はつらつ推進事業 前期参加者(コロナにより閉鎖期間中)
約200名に配布、58名参加、161通返送されました。
その後、参加者全員にメッセージを返送しました。福祉会館回想法室に展示しました。観覧していただけています。
〔感想〕
「次から次へと思い出が浮かび、書ききれなかったわ。」
「こんなこともあったなぁ〜と思い出しました。」
「こんなにたくさんの方が参加されたのね!いい機会でした。」
「皆さんの作品をそうだった。そうだったと思って見せて貰いました。お返事も貰い嬉しかったです。」
- 書いてめぐる思い出回想法より、好評でした。
- 色を塗る時間が思い出を回想するきっかけに繋がったようでした。
- 観覧の方からも、素敵な作品ですね。などの声が多かったです。
福祉会館利用者の方に向け、月1回続けていきたいです。
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住所・連絡先
- 笠寺福祉会館
- 住所 南区白雲町57
- 電話 052-811-1282
- 笠寺福祉会館のホームページ