回想法活動のご紹介(令和3年度)
1.私たちの活動
出張回想法
・熱田区いきいきセンター「家族サロン」で活動する。参加人数は7人。
「あの頃、あの時代」と題した懐かしい生活道具のスライドを見ながら、昔の自分に思いを馳せながらコメントをしてもらう。その後、昭和の懐かしい道具がついた回想クイズを解いてもらい答え合わせをしながら、参加者さんと思い出を語り合う。
(感想)
今までの様な近距離での対話形式回想法ではなく、感染予防を行いながら講座形式でのデジタル回想法を行った。参加者の年齢と資料内容があっていたので、話が盛り上がった。事前に参加者の年齢層を把握することも必要である。発言が少ない方でも、マイクを向けると快く発言された。
予防教室での回想法
・認知予防教室「のびやかクラブ」火、水、木曜日クラス(各曜日の参加者10~12名)で行う。始めに「歳の市」の間違い探しプリントを解いてもらう。答え合わせをしながらテーマ「むかしの年末、年始」を30分かけて回想する。その後、各グループの代表者が「まとめ」を発表する。認知症予防リーダーは各グループの回想法リーダーとして参加する。
その他の回想法
学区給食会での出張回想法
2.課題
- 「回想法」といって講座を開くと人が集まらない。まずは、「回想法」を広く知ってもらうことから始めなけれなばならない。
- リーダー養成講座修了後のリーダーは、回想法の経験が少ないので、不安も大きい。先輩リーダーたちのフォローが必要である。
- すべての行事、講座で男性の参加者が少ない。
3.これからの取り組み
- 昭和の懐かしい音楽や映像を使ったり、脳トレプリントを解いたりして、知らない間に回想していたという様に「回想法」を知らない方でも受け入れやすいアプローチをする。
- 男性の参加者を増やすために。ご夫婦やお友達でのグループ参加型の行事を企画していく。
- わが館は児童館と併設しているので、児童との世代間交流を兼ねた「昔の遊び」を教え伝える場を設ける。
- 熱田神宮、白鳥庭園など名所が多い熱田区にちなんで、散策しながら、回想できる「お散歩回想法」を計画中。
熱田福祉会館認知症予防リーダーの抱負
- 「回想法」をしてみて楽しかったと笑顔で帰っていただきたい。終わった後に優しい気持ちになれる回想をしていきたい。
- 新しい生活様式における回想法、デジタル回想法のスキルをアップしていきたい。リーダー同士のコミュニケーションを深めていき、切磋琢磨して回想法を学んでいきたい。
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住所・連絡先
- 熱田福祉会館
- 住所 熱田区四番二丁目10-10
- 電話 052-659-6306
- 熱田福祉会館のホームページ