1.回想法活動のご紹介(令和4年度)
番号 | 活動場所 | 回数 | リーダー人数 | 参加人数 | 活動内容 |
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① | 脳活サロン | 2 | 9 | 48 | ★お絵描き回想法(テーマは思い出の○○とし、○○に食べ物、花、ペット等の絵を書きエピソードを話してもらった。) ★思い出年表作り(心に残っている出来事を時系列的に書き、二者間で回想を行った。) ♡新しいプログラムの練習の場と近隣大学実習生との交流の場となっている。 |
② | みずほ回想法まつり | 2 | 18 | 35 | ★DVD「懐かしい話」「回想法ライブラリー」を視聴し、一対全員の回想法、二者間の回想法、グループ回想法を行った。 |
③ | 懐かしいレコードを聴く会 | 2 | 4 | 46 | ・様々な効果があると見直されているレコードの高周波音源で懐かしい気持ちを刺激し、個々に回想した。 |
④ | 認知症予防事業 お試し体験会 | 1 | 10 | 20 | ・往年のスターや昔の出来事・道具の写真を使用し、一対全員の回想法を行った。 |
⑤ | 認知症予防教室 | 6 | 18 | 62 | ・スライド回想法、グループ回想法、お絵描き回想法等を行った。 ♡認知症予防リーダーが初めて回想法を行う練習の場として提供し、職員と共に回想法を行うことで、地域活動への不安解消と自信につなげた。 |
⑥ | 地域サロン | 7 | 14 | 130 | ・継続的に回想法を希望しているサロンで、毎月テーマを変えて、DVD視聴やお絵描き回想法、グループ回想法等を行った。 |
⑦ | 認知症カフェ | 2 | 4 | 26 | ・地域に出向き、昔懐かしい写真を使用し、一対全員での回想法を行った。 |
⑧ | はつらつ長寿推進事業 | 5 | 10 | 42 | ・名古屋市の委託事業を受託している区社協と連携しスライド回想法、グループ回想法等を行った。 |
計 | 27 | 87 | 409 |
2.活動が役に立っていること(認知症予防リーダーの声)
- 仲間ができて、新しい発見もあり、自身の健康維持に役に立っている。
- 人前で話す機会が増えたため、いろいろな情報収集に努めるようになり、新しい知識が増えた。
- 新しいことに挑戦することで、認知症予防になっている。
- いろいろな人と出会うことができ、勉強になることが多い。
- 同世代の人とたくさん交流することができ、視野が広がった。
- 一時、体調を崩したときもあったが活動を続けたことで、早く回復できたと思う。
- 只々、人が愛おしいと思えるようになった。
- 満足感と達成感を感じることができ、生きがいとなっている。
- 人生でこんなに一生懸命に物事に取り組まれている人がいるんだと知った。そういう人たちと出会えて人生が変わった。
3.工夫していること(認知症予防リーダーの声)
- 和やかな雰囲気を作るため、声のトーンを上げて、明るい進行を心がけている。
- 参加者の中にキーパーソンを見つけて、その方に敢えて色々話してもらったり、場を盛り上げてもらう。
- 本当は話したいけど話していない人が、話せるように話題を振る。
- まず年代を聞いて、共通の話題に向けるようにする。
- 始めに約束事を伝えることで、参加者が安心して話せる雰囲気を作るようにしている。
- 参加者にまんべんなく声をかけ、言葉を引き出すようにしている。
- 話し手を肯定し、さらに質問して話を広げる様にしている。
- グループ回想法だけではなく、ゲーム感覚でできる回想法ビンゴや替え歌などを取り入れて、飽きさせないようにしている。
4.課題になっていること(認知症予防リーダーの声)
- 参加者の年代や生活歴が違う場合に進行やテーマ選びが難しい。
- 参加者の年代が若くなり、今まで使用していた写真資料等の時代と合わなくなってしまったこと。
- 継続的に回想法を行っているサロンでのテーマ選び(重ならない工夫)。
5.今後の取り組み(認知症予防リーダーと職員の思い)
今年度はコロナ禍の中でも、継続的に開館することができ、事業も段階的に再開できる状況になった。新しい生活様式の中で、回想法活動を継続していくために様々なアイデアを出し合い、工夫し活動につなげていった1年だった。自分たちに今、何ができるかを模索し、時に悩み緊張感をもって、一歩一歩前向きに活動に取り組んできた。そんな中で行った回想法の後には、いつもたくさんの笑顔を見ることができ、自分たちも参加者の方も笑顔になれる活動であることを実感することができた。
今後は、回想法に特化したリーダーサークルを作り、地域で定期的に活動できるサロンができればと考えている。
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住所・連絡先
- 瑞穂福祉会館
- 住所 瑞穂区萩山町1-22
- 電話 052-841-3113
- 瑞穂福祉会館のホームページ