1.回想法活動のご紹介(令和4年度)
グループ回想、リクエストカードを使った回想ちぎり絵回想、回想塗り絵を行いました。
グループ回想法
チャレンジカード(2020年発表)を使って回想法
ちぎり絵回想法 テーマは「秋」ちぎり絵で柿を作成中
グループ回想法
塗り絵で回想法
展示を見ながら、もうひと花咲きます
ちぎり絵回想法 テーマは「秋」美味しい柿話と柿ドロボーで盛り上がる
2.活動が役立っていること
- 事前に下調べ等を行う事で、学習する機会に繋がっている。
- 知らない方とお話する事で、新しい発見になっている。
- 実施したサロン等で、「また来てね。」と声をかけていただく事、再依頼を受ける事で、活動のモチベーションに繋がっている。
- コロナ禍で塗り絵を行いながら、四半世紀前以上前の遊びや日常生活を懐かしく思い出した。
- 自宅で集中して取り組め、豊な気持ちになったなど、参加者より直接声を聞く事ができた。
- 話を深く突っ込んで聞くことが得意ではなかったが、それでも良い。と学んだ事で、自己肯定感が高まった。
- 楽しんでいただけた時には、自信や満足感を得る事ができる。認知症予防に繋がっている。
3.工夫していること
- 昔にタイムスリップしやすいように、紙鉄砲や、銀幕スターの絵を見せながら話をし、きっかけ作りをおこなっています。
- テーマに関連した手工芸を行い思い出す時間を設けてから、お話する時間にしています。
- コロナ禍で話す回想だけではなく、自宅でも取り組める回想塗り絵で回想を提供しました。
4.課題
- ソーシャルディスタンスに配慮すると聞こえの問題がおこる。グループの一体感を崩さず、コリーダーが伝える方法や、タイミングの難しい。
- 現在は、身近なところで生活されている。この場だけの話と説明させていただくが、色々分かってしまう事への配慮を考えるとテーマ選びが難しい。
- 過去に苦い思いをしたリーダーや、回想法を難しく考えるリーダーが活動に消極的になってしまう。
- サロンなどからの回想法の依頼が少なく、良いアピール方法が見いだせない。
5.今後
回想法は難しい。と言う声もありますが、話をする事で、楽しくなる。心や身体が暖かくなる。参加者が少ないかも?と決めつけず、ゆっくりと継続的に企画開催していきたいと思います。
今年度開催したサロンより再依頼があり、継続開催していきたいと思います。
ちぎり絵回想法参加者様作品
昔働いていた稲沢の方で、美味し〜い柿をいただいたの。大きくて立派、甘くてね〜。あんなに美味しい柿には出会わないわ。もう1度食べたいなぁ・・・。
中村区社会福祉協議会 正面玄関にて展示
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